
納豆と大豆
生命を維持するタンパク質
大豆には、肉などに負けないほど豊富なタンパク質を含んでいます。タンパク質は、生命を維持するのに欠かせない栄養素で、英語では「プロテイン」といいますが、これは、第一の、もっとも重要なという意味のギリシア語である「プロティオス」に由来するといわれています。健康を保つための栄養素の第一にくるのは、タンパク質です。タンパク質が不足すると病気に対する免疫力が低下したり、血管壁がもろくなったり、頭の働きも悪くなったりします。納豆は、発酵によってタンパク質がアミノ酸になっていて、たいへん吸収がよく、即効性も高くなっています。国産大豆の場合、100g中に35g強の、アミノ酸バランスのよいたんぱく質が含まれています。たとえば、マグロには24gくらい、牛肉には20gくらいしか含まれていません。納豆は、肉類よりもたんぱく質の含有量がはるかに多く、日本人は、味噌汁を始め、納豆や豆腐などからタンパク質を摂っていました。その結果、日本人は世界中のどこの民族よりも、長生きになっています。日本人の主食である、お米は、タンパク質やカルシウム、ビタミンなどの成分を豊富に含んでおり、麦などに比べても非常に優れた主食です。そのお米の栄養効果をさらに高めるため、大豆は、みそ汁や納豆のような形で、ご飯のそばにピタリと寄り添ってきました。
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